私という存在、あなたという人・・・


なぜこんなにも辛いのだろう

あなたを思うと胸が痛い

どうしてか・・・隣に居てくれないと落ち着かない・・・

私の側に居てください

私をもっと見ていてください・・・

私だけ見ていてください・・・

私以外の人など・・目もくれずに、私だけを抱いていてください・・・

4年前のあなたは私の支え、

毎晩隣に居てくださるあなたは支え以上、

心の安らげる場所

居心地のいい・・・場所

抱きしめてくれるあの腕は私だけのもの・・

あなたの胸は私のもの

愛し、側に居る私はあなたの側・・・

ここから離れたくなかった・・・

あなたの側を離れたくなどない・・・

私を置いていった貴方は・・・私を捨て・・・

新たなひとを探しに言ったのですか・・

私では・・・不十分だったのですか・・・

あなたを支えるには・・・小さな器だったのですか・・・





・・・もう・・・あなたなど見たくない・・




私を捨てたひとなど・・見たくない・・・




私は視覚を・・・瞳を封じ・・・二度と見ずに済むようにします・・・




あなたの偽りの笑顔など見たくない・・




本心から抱いてくれるあなたはもういない・・

愛しているといってくれたあなたは・・・いない・・・

暖かく・・・だきしめてくれたあなたは・・






もう・・・・いない・・・



・・・なぜ捨てたのですか・・




なぜ・・・




・・・私ではいけなかったのですか・・・



守っていく上で・・不十分だったのですか・・・



私だけのあなた・・



もう・・ココにはいない・・

過去は辛く・・・未来はない・・

あなたと共に過ごせる未来ははばまれ

進む事はできない・・

あなたの事を思い出すたび

冷たく流れる涙がこぼれる

あなたには見せた事のない表情・・・

愛してくださった時は・・流れなかった涙・・

視覚をなくした私の瞳から流れる涙・・・

冷たく・・・辛い・・・

あなたは私だけのもの・・・

私以外には渡さない・・・

誰一人・・近付けはしない・・

愛したひとに捨てられた気持ちは・・・私にしかわからない

あなたには・・わからないでしょう・・・



この辛さ・・・



淋しさ・・・



苦しさが・・・

懐かしきあのぬくもり・・・



・・・・・・・・



・・・もう反さない・・・あなたは私のもの・

誰にもやらない・・

あなたは私だけをみていればいい・・・

その腕も・・胸も・・気持ちも・・

私だけを見ていればいい・・

私の手で・・あなたを私だけのものにしよう・・・

そう思ってしまうのは・・・月日が起ち過ぎていたから・・・

さぁ・・・私だけの狂・・・

二度と放しはしない・・・

もう・・・ここにはいないあなた・・・

抱きしめているのは・・・今・・・・

私ですよ・・・

意識はなく・・動かないあなた・・

大丈夫ですよ・・・

私は捨てたりしませんから・・・

愛した人を捨てるほど

悲しい・・人間じゃありませんから

この身体は私のもの・・・

誰にも触れさせはしない・・・

もう・・私の手のなか・・・

誰も・・触れられない・・・




こころの中・・・

               END