愛と語れるその日まで
「狂・・・」
その言葉が頭を過ぎる
「アキラ・・・」
そう呼んでくれる日を待ってる
「・・・・・」
沈黙の裏には貴方の声がある
私にはわかっていますよ
あなたの心の声を聞いていますから・・・
あなたとともになってから
あなたが恋しくて恋しくて・・・
一時も離れたくないのですよ・・・
私の目の届くところにいてくださいね?
「・・・・・・」
あなたの視線と気を毎日浴びて居たいから
長い夜もあなたの側でならどんなに太陽が昇らなくとも
平気ですよ
あなたの瞳、その爛々と輝く瞳さえあれば
太陽など要らない・・・月などいらない・・・
あなただけがほしいから
4年前の貴方は神々しく輝く姿と大きく振るう刀の切れ味に惚れていた
返り血をあび、刀をなめる貴方
幼き私はあなたが憧れだった
四聖天になりあなたの側に居られるようになって
私は幸せでしたよ
でも今は
さらに上を見てる
「私だけのあなたになってください」
その身体も、その声も瞳もしぐさ・・・・・
すべて私にください
ほかの誰にも渡したくない・・・
誰よりも貴方を知ってるつもりです
大きく広げたその腕に抱かれたいと、
願い続けた
あなたの返事は視線でわかる
「・・・・・・・・」
まだ答えを声で聞いてない
「いつか、聞かせてくださいますよね?
その声で、その腕で答えを聞かせてくださいますよね?」
「「愛してる」」
の言葉をまってますから・・・・
END